ガレット・デ・ロワ

ガレット・デ・ロワ

フランスで

新年には欠かせない伝統菓子

ガレット・デ・ロワ

イエスの顕現を祝うために

遥々東方からやって来た三賢者が

無事イエスの元ベツレヘムに到着した

エピファニー公現祭の日に食べる習慣があり

我が家でもここ数年

家族で食べている王様のガレットです。

芳しいバターの香りがする

サクサクのフイユタージュ(パイ生地)に

アーモンドクリームがたっぷりと詰められた

私が大好きなお菓子なのですが

ガレットの中にはフェーヴと呼ばれる

小さな陶器の人形が隠されていて

それに当たった人は、紙製の王冠を被って

王様(あるいは女王様)になり

王様(女王様)は、女王様(王様)を選んだあと

皆から祝福を受けて

一年を幸せに過ごせると言われています。

元々は

胎児の形に似ていることから

命のシンボルとされていたそら豆(フェーブ)が入れられていたのが

19世紀に工業化が始まり陶磁器が流行し

パリのパティスリーが

ガレット・デ・ロワに磁器の人形を入れる様になり

今では多くの人々がフェーブを集めています。

さあて

今年フェーブをゲットするのは誰かな?

とても小さなオブジェなので

間違って飲み込まないように

注意をしながらガレットを味わいましょう〜

う〜ん

残念ながら

私のガレットにはフェーブは見当たらない…

なんて呟きながら

ふと長男坊の皿を見たら

あれ?

おしゃべりに夢中で

この時点ではまだ

本人は氣が付いていなかったのだけど(苦笑)

なんと

3年連続でフェーブをゲットした長男坊!

というわけで

3年目の今年も長男坊が王様となり

本人は微妙に複雑な想い?(爆笑)

ちなみに

今年のフェーブは

数ヶ月前に

運転免許を取った長男坊にそっくりでびっくり!

今年はきっと

彼(王様)にとって

心身共に健やかに

そして

安全運転の一年となること間違い無しですね。

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