捕まってしまったアライグマの親子の氣持ち

皆さん おはようございます。

今日は 日本に住んでいる私の両親から送られてきた

一枚の写真を皆さんにシェアしようと思います。

 

私の実家は 三重県鈴鹿市にあります。

昔は田んぼや空き地があちこちにあり

自然に恵まれた地域でしたが

ここ数年 至る所にアパートが立ち並ぶようになり

緑よりもコンクリートが占める確率の方が多くなった

 

そんなエリアに

アライグマが出没するようになったそうです。

私の実家がこの地に建てられたのは今から40年も前のこと

今までに 一度もアライグマなんて現れたことが無かったので

住民達はびっくり!

 

そんな中

自治会長さんと市役所の職員の皆さんが

各家に一つずつアライグマの捕獲カゴを設置して

アライグマを捕獲することになったそうです。

 

そしてその二日後に

私の実家の前に設置されたカゴに

1匹のアライグマの子供が…

捕まってしまったアライグマの親子の氣持ち

恐怖に怯えるアライグマの子供

どう対処すれば良いのかわからず

夜の10時半にも関わらず 父が市役所に電話をかけている間に

捕まってしまったアライグマの親と兄弟達 計5匹が

必死にアライグマの子供を助け出そうとしている姿を目にし

なんか ものすごく可哀想なことをしているなあ

と思ったものの 市役所の職員の方に

 

タヌキは私達人間に危害を加えないから逃がしてあげるけど

アライグマは危害を加えてくるので

数がどんどん増えていく前に対処しなくてはいけないのです

と言われたそうです。

 

結局 その晩ずっと 捕まったアライグマの子供は

哀しい声で泣き続け アライグマの兄弟達は

カゴから離れることなく一緒に夜を過ごしたようです。

 

そして その翌日

農林水産省の方がアライグマの子供が入った捕獲カゴを回収しにやってきました。

なんと驚いたことに

このアライグマの子供は 処理されるんですって!

 

カルフォルニアでも

アライグマやコヨーテが時々現れるのですが

捕獲した後 森の中や人があまり住んでいないエリアに放してあげるのが普通で

処理するなんて話は 1度も聞いたことがありません。

 

そんなこともあり

この写真を見た息子達は

じいじとばあばが困っていたアライグマの子供を助けてあげた

と思っています。

 

なぜなら

地球上に存在する全ての生き物の命は尊いものであることを

本能で知っているから。

 

自分の子供を捕獲され処理されてしまうアライグマの親の気持ち

ついさっきまで一緒に遊んでいた兄弟の命を奪われてしまう兄弟の氣持ち

 

そういうものを

しっかりと受け取めていける人間でいたいです。

 

もし 森や海の生き物達が

 

どんどん数が増え続けるばかりでなく お互い揉めてばっか

そのうえ

環境を破壊し続ける人間達を何とかして下さい

 

なんて神様にお願いしたらどうなるのかな。

 

みんながお互いの命を尊重して生きていける

そんな環境を心にしっかりイメージして生きていこうと思います。

 

Love always,

Mika