近江の国からカルフォルニアに渡って来たお不動さん

皆さん おはようございます

相変わらず今日も猛暑のサンフランシスコベイエリア

そろそろ気温が下がってくれないかなあ〜

そんな想いでいるのは きっと私だけでは無いはず…

外出の予定が無いことが とても有り難い今日この頃です。

 

さて 今日は

近江の国からカルフォルニアに渡って来たお不動さん

のエピソードご紹介です。

 

私が日本の近江の国にご縁があることはこちらで触れさせて貰いましたが

日本を出て海外生活をしてきたこの25年は

日本の神様や土地のエネルギーとは

意識的に距離を置いた関係性を保っていました。

 

ところがここ数年 屋久杉に始まり

私の実家があるお伊勢さんや出雲とのご縁がどんどん繋がっていった

そんな流れの中の日本帰国

最初に訪れた地 叔父と従兄弟が管理する坂本のお寺で

彼等が大切にしてきた不動明王2童子像を譲り受けました。

坂本のお寺

叔父と従兄弟が管理している坂本のお寺

本当は仏の道に入りたかったのに

長男であるが為に家業を継ぐ事になり

空いた時間にお経を自分で勉強したり 古美術店によく足を運んでいた叔父は

 

どうも私とエネルギー的に繋がるところがあるようで(苦笑)

考古学に強い興味を示していたまだ小学生だった私に

濃い緑色の勾玉を譲ってくれました。

坂本の街

お坊さんになれなかった叔父のファッションと長男坊が持っている下駄に注目(笑)

つい最近になってこの勾玉が出雲石であること

そしてその当時 私の中に眠っていた

クリスタルが持つエネルギーへの覚醒を促してくれた

とても特別な存在であることを知り

 

実家の私の部屋にいるはずのこの勾玉を

カルフォルニアに連れ帰りたいと一生懸命探したのですが

30年以上も昔のこの勾玉を最期に見た時の記憶がゼロで

悪戦苦闘中であることを叔父に話したら

 

そっか

じゃあ これを持っていけ

異国の地で暮らすお前ら家族を

護って下さるやろう

 

と手のひらに乗るほどの大きさのお不動さんを譲り受けたのでした。

なんとも自然な流れだったので

その時は有難く受け取らせて貰ったのですが

 

時間が経つにつれ

ちょっと待てよ

私 これカルフォルニアでどう管理すればいいの?

管理というか これって神様だよね

どういうお付き合いをしていけば良いの?

 

かなり古い仏像で

300年程は軽く遡ることが出来ると言うだけあって

博物館や古いお寺でお目にかかるような風貌のお不動さん

さて どうしたものか…

 

と思っていたところふと

こういう時に頼りにさせて貰える方とのご縁は既に繋がっていることに氣がつき

その方や 私が心から信頼している方々に相談させて貰った結果

 

我が家を護って下さる為に日本からわざわざやって来て下さった

とても有り難い日本の神様として

家族みんなで大切にさせて頂くことに決めました

 

日本とは異なり

仏壇用品等はなかなか手に入らない環境の中

数年前に旦那さんが私にバレンタインのプレゼントとして買ってくれたキャンドルホルダーが

サイズ的にも パーフェクトであることが分かり

お不動さんのお家(って言うのかな?)に大変身

カルフォルニアにやって来たお不動さん

日本では有り得ない感じだけど 結構しっくりとおさまっている様に見えませんか?

そして 仏間の無い我が家では

私達家族の団欒エリア ダイニングルームにある家具の上を

お不動さんエリアにさせてもらいました。

 

おさまっていただく場所が決まったからか

または 私達が 我が家で大切にしていくことを決めたからか

お不動さんから感じるエネルギーが大きくシフトしたよう

 

ちょうど夏至のタイミングで

遥々近江の国から我が家にいらっしゃったお不動さん

そんなお不動さんから私が感じるエネルギーは

大天使ミカエル または巨木の存在そのもので

今まで 私の中で眠っていた部分のエネルギーが

ムクムクと覚醒されていく様な

そんな不思議な感じです。

 

今までは全く意識していなかったけれど

実はもう ずっと前から

海外に住む私のことをお不動さんは見守って下さっていたのかもしれませんね

 

今回 叔父のお寺を訪れた際

息子達 特に次男坊がお寺に興味を示したことが

とても興味深かったのですが

お寺を出る際

寺内に置かれていた下駄が氣に入った様子の息子達

 

おおおお そんなもんに興味を示すんやなあ

そっか お前達1足ずつアメリカに持ってけ

 

と言われ大喜びの息子達

確かに 普通小学生の子供って こんな物には興味示さないよね

と思っていたら

なんと 長男坊よりひとつ上の私の弟の娘が

やはりこの類の下駄が大好きであることが判明!

 

ひぇ〜

山伏であったご先祖様の血を受け継いでいるだけあって

心惹かれるものも ちょっぴり特殊なわけね〜

 

やっぱり親族って

たとえ遠く離れて暮らしていても

どっかで繋がっているものなんだなあ

蓮の花

叔父の寺で咲いていた美しい蓮の花

そんなことを思った1日でした。

 

Fairy Blessings,

Mika