カルフォルニア公立小学校の風景

皆さん こんにちは

昨日のブログ記事で ご紹介したサイドバー内の

カルフォルニアの現地時間とお天気情報ですが

なんと 日本でご覧になっていらっしゃる皆さんのコンピューター上では

日本時間になっていたと教えて頂き 早速修正をかけました。

今後も サイト内のレイアウトや情報で

あれ?と思われることがあったら メッセージを下さると助かります。

よろしくお願い致します。

 

さて 今日のブログ記事は

現在 息子達が通っている公立小学校の風景です。

 

人種の坩堝であるカルフォルニアの公立校には

色々な国からやって来た子供達が集まってきます。

日本の小学校に通っていた私にとって

こういう貼り紙が校舎内に貼ってあるだけで

妙に感動してしまいます。

 

カルフォルニア公立小学校の風景

日本語もきちんと紹介されていますよ

私が短大の頃 日本で流行っていた言葉が

国際化 グローバリゼーションだったと思うのですが

その後 今の日本は どうなっているかな?

 

幼稚園年長組の次男坊のクラスには

いわゆる 2カ国語を話す生徒も多く

国際色が豊かです。

 

バイリンガルの彼等は

家庭内で話す言葉は英語で無い場合が多く

英語語彙力の発達が少し遅れがちになる傾向があるので

小学校2年生になるまでは

普通の授業の他にESLクラスも受けることになっています。

 

この他に 私の通っていた小学校と違うなあと感じるのは

子供達がスナックやランチを食べるスペースです。

 

学校のピクニックテーブル

アメリカの小学校のピクニックテーブル

最近は 日本でもアトピーや食べ物アレルギーの子供達が多いそうですが

私の住んでいるエリアでは アトピーはそれほど耳にしませんが

食べ物アレルギーを持つ子供達はたくさんいます。

 

いろいろな種類のある食べ物アレルギーの中でも

学校側が特に気を使うのがピーナッツアレルギー

アメリカのランチと言えば

ピーナッツバターとジェリーのサンドイッチで

沢山の子供達がこのサンドイッチを家から持って来るからです。

 

ピーナッツバターが机や椅子に落ち

アレルギーを持つ子どもが

自分でも気がつかないうちに触ってしまい

アレルギー反応を起こしてしまった

なんてことが起きないように

きちんとこうやってスペースが確保されています。

 

ピーナッツアレルギー

こういうスペースを設けることでアクシデントを防ごうとしています。

幸い 我が家の息子達は

アトピーも食べ物アレルギーも無いのですが

クラス内には毎日食べるものに苦労している子供達がいることを

きちんと先生から教えられているそうで

アレルギーを持っているお友達も安心して過ごせる

クラス環境つくりのために幾つかの取り決めがあり

みんなが協力しあっているようです。

 

まだ 五歳や七歳で こんなことをきちんと教えて貰うなんて

私の子供の頃には 考えられなかったこと。

 

こうやって 幼い頃から

この地球上には いろいろな国の言葉を話す人がいることや

アレルギーを持っている人がいることをきちんと教えて貰い

みんなで助け合いながら作っていくコミュニティーの大切さを

肌で実感出来る教育環境って 素晴らしいですよね。

 

こんな教育を受けて大きくなる彼等はきっと

困っている人や 弱者(マイノリティー)に対して

思いやり溢れた行動を取ることの出来る

立派な人間になる そう信じています。

 

Love always,

Mika