先行きが全く読めない環境で生きていく私達

皆さん おはようございます

昨日から真冬並みの寒さのサンフランシスコベイエリア

一体 どうなってるのかね?

そんな言葉があちこちで飛び交っている今日この頃です(苦笑)。

 

我が家の庭で育っている花達も

どうもいつもの調子が出ない感じで

“時期外れ ” がキーワード…

 

妙な時期に咲きはじめ

ワイルドフラワー

アレヨコレヨと言う間にタネの収穫期に突入です。

ポピーのタネ収穫

今年初めてポピーのタネ収穫に挑戦中

この数週間 たくさん花を咲かせてくれてとても嬉しかったのですが

去年 種を蒔く作業を雑にやってしまい

おしくらまんじゅう状態で花達が苦しそうでした…

 

同じ間違いは繰り返さない!

 

がモットーの私(笑)

今年は しっかりとスペースにゆとりを持って種を蒔かなくっちゃ

そんなことを考えながら 種の収穫をはじめています。

ポピーのタネ

まだ咲いている花達の邪魔をしないよう

私の手が届く範囲内で 収穫可能なものを根っこから引き抜いていきます。

(届かない部分のタネは 自然に大地に落ちて芽が出てくるだろうね)

ケシの花

まだ咲いているのもあるので 一氣に刈り込むことはできない状態です

さてこの作業

結構手間暇が掛かるのだけど なかなか楽しいのです。

タネが出来ている状態のものを見極めるところから始まって

よいしょっと引っこ抜いたは良いものの

まだ咲き切っていない蕾までカットしちゃうこともあって

あちゃ〜 ごめんね〜 あなたのこと 見えてなかったわ〜

ワイルドフラワー

どんどん種と一緒に枯れた茎を引っこ抜いていくと

今までは見えなかった地面に近い部分で

すでに次世代が成長中!

へえ〜 君達 二期作タイプなんだね〜

なんて話しかけたりしています。

 

化学肥料や除草剤などは一切使わないだけでなく

あれこれと専門書を読み耽ることもしない私のガーデニングスタイルは

毎朝 彼等の成長具合をチェックしながら

その時々で 草花達が何を必要としているのかを

私の五感をフルに稼働させて考えたのち

いろんなことを試してやってみる試行錯誤のガーデニングスタイルで

 

いかにして全体的に美しく見えるように育てるか

 

ではなく

 

それぞれが持っている個性というものを

思う存分に発揮していける環境作りのお手伝い

といった感じで 子育てに対してのスタンスとよく似ています。

我が家のガーデン

それにしても 破茶滅茶な天候の中

一生懸命生きている草花達を見ていると

私達 人間も同じだなあ

ってしみじみ思っちゃいます。

 

地球という星に生まれ

先行きが読めない時世の中

ご縁のある土地で精一杯 生き切る生命体達

 

こういう時だからこそ

今までのやり方に拘ったり過去の情報を必死に収集することよりも

今 この瞬間に何が起きていて 何が必要なのか

そういうことにフォーカスしながら

新しいエネルギーの流れに乗っていく柔軟さを身につけていくことの大切さを

強く感じる日々なのですが みなさんはどうですか?

カルフォルニアポピー

次世代の葉に栄養を送るために

枯れてしまった部分のカルフォルニアポピーを刈り取っていたら

間違って 蕾も刈り取った私(冷汗)…

 

きゃ〜 ごめんごめん〜

 

せっかく咲こうと思っていた花に申し訳なくって

一目散で家の中に入って 花瓶に水を入れて活けてあげました。

まだ 薄暗い家の中で1番太陽の光が入ってくるトイレの窓際に置いた後

再び ガーデニングに勤しんだあと戻って来たら

ほら 見てください!

カルフォルニアポピー

良かった〜 ちゃんと咲くことができたね〜

実は カルフォルニアポピーは切って花瓶に入れると

直ぐ元氣が無くなり萎んでしまうので切り花には向かないタイプの花なのです。

 

どんな環境のもとでも

一生懸命 精一杯生き切る

 

そんな生き方を私に見せてくれたカルフォルニアポピー

もうひとつの蕾も 無事咲くことができますように。

 

人間界では 色々なしがらみとかエゴとかが行き交い

氣を病んでしまったり ストレスになることも多い中

植物達はいつもありのままの私達に寄り添いながら

多くのことを学ばせてくれる貴重な存在ですね。

ワイルドフラワー

Elven Blessings,

Mika