緑の美しい並木道の管理方法
皆さん こんにちは
今日のブログ記事は最近私の住んでいる地域で問題になっている
緑の美しい並木道の管理方法についてです。
私達が住んでいるエリアは
沢山の木々が生い茂っていて
散歩しているだけで癒されるオアシスなのですが
最近 あちこちで こんな張り紙を見かけるようになりました。
大きくなり過ぎた根っこ部分がコンクリートを破壊していること
そして 木全体のバランスが良く無いので 倒れる可能性がある
というのが排除リクエストの理由です。
訴訟国家のアメリカでは
自宅前で 誰かが転んで怪我でもしたら大変なことになるので
自分の家の前がこんな状態になってしまったら
一刻も早く 問題の種である木を排除してもらいたい
という気持ちも分からなくもないのですが
この対処法 私には納得がいかないのです。
家を建てる時には
必ず自宅前の道に木を植えること
という決まりに従って市民が植えてきた木々を
大きくなり過ぎて 手に負えなくなったから
という理由で伐採した後
“根っこがあまり大きくならない種類の木を植える”
なんていう決まり おかしくないですか?
新しい木を植えるということは
またコンクリート部分を破壊する可能性があるわけで
将来的なことを考えれば
決して正しい対処法では無いと思うのです。
緑の美しい並木道も
お年寄りや子供達にとっては危険がいっぱいの
散歩コースとなりつつある今
木が大好きな私としては
もう少し 木に優しくかつ景観美を保つ事もできる
解決策は無いものかと考えながら歩いていたら
木を丸々全部排除するのではなく
大きくなり過ぎた根っこのみを切る工事現場に遭遇
ちょうど一年前
我が家のレッドウッドツリーが水道管と排水管を壊した際も
大きな根っこ部分のみをカットするという対処策を取ったのですが
無残に切られたレッドウッドツリーの根っこを見て
悲しい思いをしたものです。
人は誰もが緑の美しい環境で生活したいと思うけど
自然と如何にして共存していくかについては
まだまだ勉強すべきところが多いように思います。
人間が自然をコントロールするのではなく
お互いがどうスペースを分かち合っていくかが
今後の大きな課題ですよね。
Love always,
Mika