植樹の神様 スサノオノミコト
皆さん おはようございます
昨日あたりから
私の住んでいるサンフランシスコサウスベイの氣温は30度を少しこえる程度の暑さに落ち着き始め
きっと 身体もこの氣温に慣れてきたのでしょうね
依然 日中の外出は極力避けるようにしていますが
耐えられないほどの暑さと言うわけではなく助かっています。
でも 南カルフォルニアでは
なんと52度という驚異的な氣温を記録した地域もあるそうで
ヨーロッパも各地で かなり氣温が上がっているのだとか…
世界中のあちこちで氣温が上昇しているニュースを目にするたびに
あ〜〜 来たるべき時がやってきたのかなあ〜〜
と残念な想いにならずにはいられない私。
私がアメリカの大学で環境学を学んでいた頃からすでに
人間達のライフスタイルを直ちに変えていかなければ
地球は 私達が思っているほど長くは存続しないであろう
と言われていました。
でも あの頃はちょうど
インターネットを始めとしたIT企業のバブル期が始まったばかりで
多くの人々の関心は 最新テクノロジーを駆使したライフスタイル
地球が滅びかけているなんていう危機感を持って暮らしていた人は
ごくごく少数の人々…
利便性を追求する為にテクノロジーを取り入れていけばいくほど
どんなことも コントロールできる
という誤った考え方がひろがっていき
もしかしたら 取り返しがつかないほど酷い状態に陥っているかもしれない
と人々が体感し始めたのは 多分 ここ数年なんじゃないかな。
先週末に訪れたサンフランシスコのジャパンタウンで見つけ
購入したこの本
日本の森林浴カルチャーについて書かれています。
まだ 読み始めて間も無いのですが
このページに書かれていることに日本人の私はびっくり!(苦笑)
日本という国になぜたくさんの樹木が生えているのか?
という質問に対しての答えが
スサノオノミコトの息子と娘達が日本中に樹木のタネを蒔いて歩いたから
とのこと
そして
スサノオノミコトが自分の身体から抜いた髭が杉の木に
胸の毛が檜 尻の毛は槇 眉毛が楠の木になり日本のあちこちで育っていったので
樹木が神の身体の延長として見られるようになり
森や山が神のこもる場所として捉えられるようになったのだとか。
(ということは樹木伐採 イコール 神々の伐採?)
そしてもうひとつ私が知らなかったことが
日本の神話 ヤマタノオロチが
出雲で起こった自然災害が神話になったという説です。
どういうことかというと
たたら製鉄(天叢雲剣という鉄の剣が象徴しています)のために、
燃料として、山の木が大量に伐採されたことで山の保水力が落ち、
斐伊川(ヤマタノオロチ)が氾濫するという自然災害が何度も発生
(ヤマタノオロチが毎年やってきて娘達を襲っていった)
川が再び氾濫する季節がやってきたタイミングで訪れたスサノオノミコトが
山に木を植えたことで土石流問題を解決させ稲作の神 クシナダヒメの命を救った
(斐伊川 ヤマタノオロチを収めた イコール 水のエネルギーの錬金師という感じかな)
西日本豪雨時に 猛威を振るっている川の流れが
村に襲いかかってくるヤマタノオロチの姿に重なって見えてしまうのは
私だけでしょうか。
国土の3分の2が森で、その4割が天然林
そんな日本の国土を作ったスサノオが
今 私達に伝えようとしているメッセージを
ひとりでも多くの人々が受け取って行動に移していけますように。
今朝 私が飲んでいる出雲の麦茶
スサノオノミコトの国で生まれ育った私も
今ご縁があって住んでいるカルフォルニアの地で出来ることを
しっかりと行動に移していきたいと思います。
Elven Blessings,
Mika
スサノオノミコト、、、樹木のお話 知ってるよ(^^)
日本の神々が 古来から自然界とのあるがままの姿と 関わりが太かった、、、
今 多くの人が 改めて意識していくときなんだね~
みかさん 日本の外側からの発信、、、解りやすくシェアありがとう~!
なんかね 今このタイミングでこのエピソードをシェアする必要性を強く感じたの。
昔から言い伝えられている神話には 私たちが学ぶべきことがたくさん収められているって再確認したよ。
Mika