いろいろあるアメリカの公立校スタイル

皆さん おはようございます

そして

Happy St. Patrick’s Day!

早速今朝 セントパトリックデーの風物詩である

緑色の洋服をきた人の姿や

自分で作ったレプラコーントラップ

大切そうに抱えながら歩いている子供達の姿を

街のあちこちで見かけましたよ。

セントパトリックデー

さて 今日のブログ記事は

昨日の記事で少し触れた子供達の学校についてです。

 

一般的なアメリカの学校スタイルは私立校と公立校で

お金に余裕のある方達は 私立校に通う

というのは まあ どこの国も同じだと思いますが

 

私立校は授業料だけでなく諸経費もかなりかかるので

複数の子供がいる家庭では特に 経済的に継続不可能

ということで キンダーから数年頑張ったあと

公立校に戻ってくるケースが多いように思います。

 

ただでさえ物価が高いシリコンバレーに住んでいる私達も

長男坊が生まれた時にはいろいろ考えたものの

次男坊が生まれた時点で 私立校のチョイスは完全消滅

 

そのかわり

レベルの高い公立校へ通わせることが出来るよう努力することにしました。

一口に公立校と言っても様々な種類があるうえ

学校区によってかなりカリキュラムも生徒数も異なるので

生徒達の学力にも大きな差が出てきます。

 

原則的には

自分の住んでいるエリアの学校区内の学校に通わせることになっているので

子供が生まれた時点で 学校区の良い地域に家を買う家庭が多く

うちも まさにこのケースでした。

 

私達が住んでいるエリアの学校区には

4つの小学校があり(そのうち3つはチャーター校)

それぞれ多少の差はあるものの優秀校で有名なこともあり

ここ数年 多くの人々がこの地域に移り住んできているらしく

約7年前に購入した築50年の我が家の現在の値段は

なんと購入時の2.5倍アップだとか。

かなり高騰している物件なので毎月リアルターが

家を売りませんか?

と聞きにくるのですが 売ったところで同じ地区の買い替える家の値段には

到底追いつかない金額なので 子供達が義務教育を終えるまでは

この地にお世話になるつもり。

 

優良学校区内の物件は

お値段もかなり跳ね上がっているので

やはりそれなりのお金を持った人しか移れないということです。

昔流行ったテレビ番組 ビバリーヒルズ高校白書でも

こういった背景はよく描かれていましたよね。

ビバリーヒルズ高校白書

懐かしのBeverlyhills 90210
画像はお借りしています。

結局わが学校区では去年

増え続ける生徒数に対処するために

ここ数年閉校していた学校をひとつオープンさせることに決まりました。

 

この学校の場所が 我が家からすぐそこ

そして

中学校までお世話になれるという理由から

すぐに この学校に息子達2人とも移したいと思ったのですが

いろいろあるアメリカの公立校スタイル

玄関に出たらすぐ見えるロケーションでただいま建設中の新しい学校

この学校が今 アメリカでも大人気のマグネット校であるだけでなく

S.T.E.A.M(理科 テクノロジー 工業 アーツ 数学の科目横断型)ということで

入学希望者の数は 受け入れ態勢人数約450名に対し750名!

STEAM教育の例

 

息子達二人とも ここでお世話になるのはちょっと無理かしら…

なんて思いながら 何度か学校説明会に足を運んでいた数ヶ月でした。

 

そして

抽選会が行われたのが先週の木曜日

(学校区内に住んでいる人みんなに応募資格があり

その中からくじ引きで決められます)

マグネット校の抽選会

いつも くじ運が良い次男坊は予想どうり(?)あっさり当選したのですが

長男坊の番号はなかなか聞こえず

あ〜 やっぱり無理かなあ〜

なんて思い始めた頃

かなり最後のほうでギリギリ入り込みました。

 

今回当選しなかった生徒達には

ウェイトリストの番号が渡され

最終的に 辞退する人が出た時点でチャンスが回ってくるのですが

学年によってこのリストの長さは異なり

1番長いのがキンダー(幼稚園年長組)の75名のようです。

 

典型的なお受験とは異なるけど

親としていろいろ考えたりストレスを感じたこの数ヶ月

今までとは異なるカリキュラムの中

実際に息子達の学習環境がどうなって行くのか

そして

このカリキュラムが果たして子供達にとって最善の物であるのかどうかは

まだまだ分からないですが

 

取り敢えず長男坊の中学校卒業まで

兄弟共に同じ学校で学べること

そして

今この時点で親として

彼等にとってベストであろうチョイスを選べたことに

安堵している そんな感じです。

 

マグネット校やSTEAMカリキュラムについては

今後も ブログ記事としてシェアしていこうと思うので

アメリカの学校教育に興味のある方は

お楽しみに。

 

Love always,

Mika