魂の原点に還る旅
皆さん おはようございます
今日のサンフランシスコベイエリアは昨日に引き続き
気温が３７度 暑さに弱い私は バテバテです…
日本から戻って２日目の今日
なんと私の舌が日本の日本食の味を恋しがりはじめ
日本で頂いたお土産以外のものを口にする氣になれず
自分でも少し戸惑っています。
海外生活は人生の半分以上で
今まではそれほど固執もしていなかった日本の味
カルフォルニアで食べるなんちゃって日本食で問題無かったのに
どうやら 舌の日本人DNAが再び目覚めてしまったようで
う〜ん これからどうしたものか…
さて １２年ぶりの日本への旅は
私にとって魂の原点に還る旅になるであろうことは
飛行機のチケットを購入した時点で感じていて
帰国してまず足を運びたいと思ったところが
子供の頃の思い出がいっぱいある滋賀県大津市坂本本町
懐かしの風景
私の母方の実家があるところで
日本に住んでいた子供の頃には
毎年学校が休みの時に訪れた思い出深い土地です。
先祖代々この地に住んでいて
軽く３００〜４００年ほどをさかのぼることができるそうで
穴太衆や刀作りなど 職業系の他にも
延暦寺や日吉大社とのご縁も深く
その血が 私の中にも流れていることは自分でも充分承知していて
私が若くして海外に飛び出した理由の１つが
この封建的なエネルギーから逃げ出したかったということもあり
ただでさえ日本に帰国する回数がほぼゼロだったこの２５年の間
大津の地を訪れたのは たったの１度 １５年前のことで
その時も 坂本の地ではなく
琵琶湖湖畔に建っている大津プリンスホテルで叔父にあった数時間のみでした。
ご無沙汰しています 日吉さん
久し振りの坂本のエネルギーは
懐かしいという言葉を通り越して
長い間 魂が恋い焦がれていたエネルギーで
土地全体が私の魂に
おかえり
ようきたな〜
と語りかけてくれ
心の中にあったわだかまりのような感情が一掃されました。
来月の次男坊の手術が上手くいくよう日吉さんでご祈願して頂きました。
海外で暮らしていると 自分で意識していなくても
自分の存在がなんとなく 根無し草のように感じる時があり
その想いは特に歳が上がってくると強くなる傾向にあるように思います。
世界中 どの地でも楽しく暮らしていくことは可能だけれど
それは 自分の魂のルーツにしっかりと繋がっている事が大前提で
日本国内でも 地方から出てきた人のケース
自分が生まれ育った土地のエネルギーにしっかりと繋がった状態を保つことで
どの地で生活をすることになっても
自分を見失うことなく歩んでいけるのだと思います。
昔の人は こういうことをきちんと知っていたから
１年のうちに何度か自分の魂の原点に還る時間
私って誰？ どんな人？
そんなことを 心懐かしいエネルギーに護られながら考える時間
いわゆる里帰りの風習を大切に守っていたのでしょうね。
坂本にはそう簡単には戻って来ることのできない私は
今回 山王神使 神猿(まさる)さんと
申年生まれの私にぴったりの神様の使いさんです
坂本の街のあちこちで目にするお地蔵さんを
カルフォルニアに連れて帰ることにしました。
一目惚れした坂本地蔵さん
日吉さんを参った翌日は延暦寺へ
どんどん比叡山をドライブで登って行く途中目に写った樹々の姿と
私がこよなく愛しているレッドウッドの森の樹々の姿と重なり
あ〜そうか
私は レッドウッドの森に行くたびに
このエネルギーに繋がろうとしていたんだね
延暦寺周辺のエネルギーはどことなくカルフォルニアのレッドウッドの森のエネルギーに似ていました
そして もうひとつ驚いたのが
延暦寺からさらに山を登ったほぼ頂上地点にある
ガーデンミュージアム比叡
私の大好きなオレンジ色のカルフォルニアポピーが
見事に咲き乱れているではありませんか
比叡山山頂に見事に咲き乱れていたカルフォルニアポピー
地理的には遠く離れているカルフォルニアと坂本の街だけど
エネルギー的にはしっかりと繋がっていることを再確認できた
とても感動的な瞬間でした。
日本への旅で
私の魂に大きな浄化が起こるよ
と言われていましたが
浄化だけでなくもっと大きなエネルギーが動いたことを感じながら
比叡山を後にした私です。
Fairy Blessings,
Mika