久しぶりのイギリス英語
皆さん こんにちは
土曜日の今日は 昨日からアメリカで公開され始めた
イギリス映画 パディントンを観て来ました。
私の大好きな本のキャラクターなので
我が家の本棚には
パディントン全集が収められています。
20代の頃 ロンドンで生活をしていた私にとって
ストーリーそのものよりも
映画に出てくる風景がとても懐かしかった。
そして
久しぶりに聞くイギリス英語に
ある思い出が蘇りました。
アメリカの
それもカルフォルニアアクセントの英語を話す私が
イギリスの貿易秘書学校に通うことになり
ヨーロッパの地に降り立ったのは1990年初期
今から 20年以上も前のことです。
この時 私がホームステイをさせて貰った
秘書学校の学長アンのもとで
カルフォルニアアクセント矯正プロジェクト
なるものが行われたのです。
私は 日本人なんだもん。
英語が話せるだけで充分じゃん
という考えだった私に対し
英語の話し方で その人の育ちが分かるから
人々は あなたの話し方を厳しくチェックするのよ。
だからこそ プロパーイングリッシュを話すことは
特に ビジネスの世界ではマストなのよ
と厳しく言われたのです。
もし 私が全く英語の話せない日本人だったら
きっとそれほど 氣にはならなかったのでしょうが
妙に英語が話せちゃう日本人
それも英国人が嫌うアメリカンアクセント(笑)。
映画 マイ フェア レディーの中で繰り広げられる
イライザとヒギンス博士の世界 そのものの環境で
毎日 頑張った日々は
今では良き思い出として 私の心の中に残っています。
発音の他にも
アメリカ人が頻繁に使うcuteという言葉を
とにかく避けるようにとか
イギリス英語の文法も叩き込まれ
なんとかイギリス英語が話せるようになった頃
またカルフォルニアで生活することになり
ねえ なんかあなたの英語変じゃない?
これは
私がよく話すマイライフエピソードの一つで
大抵の人は ここで大笑いをするのです。
カルフォルニア生活も長くなり
今ではすっかりアンによく言われた
口の動きがだらし無いアクセントだけど
カルフォルニアには
色々な国からやって来た人が住んでいるので
アクセントは みんな違って当たり前
イライザもカルフォルニアでは
好きなアクセントで気兼ねなく話せるのです(笑)。
でも なぜか個人的には
イギリス英語のアクセントが大好き
ホッとするんですよね イギリスアクセント
そんな私にとって 映画 パディントンは
楽しかったロンドン生活を再び思い出し
心ゆくまで浸る機会を与えてくれた
楽しい映画でした。
Love always,
Mika